すっかり桜も散り春本番という感じですね。
過ごしやすい季節になりましたが、店長は花粉で四苦八苦しております。
ビンテージの家具達は何かしらのメンテナンスが必要なものがほとんど。
末永くこれからも使えるよう日々のメンテナンスの一部をご紹介したいと思います。
まず、こちらのビューローの取手部分。
欠けてしまっていました。
パテで埋めて整形するのもいいのですが、折角なので旋盤で作成。
無事蘇りました。
こちらチェストの底板。
買付の時に気付かなかったのですが、底板が割れていました。強度が必要な部分ですので底板を丸ごと作成しました。
こちらはチェアの脚。
ひび割れていましたので、脚を作成。
またこちらのチェア、ハンス・j・ウェグナーのCH-30の象嵌部分。
(一般的には契りと呼ばれているようですが正しくは木工象嵌?)
アクセントとしてユニークなデザインですが、正直リペアに泣かせの存在。
通常のチェアはダボで固定されてたりするのですが、
この象嵌の裏にビスがあるので、一度取り除かないとビスが外せなく、
たいていきれいに外れないので再作成することになります。
ぴったり収まりました。
もちろんこのほかにも日々丁寧にいろいろなメンテナンスを行っております。
是非お店で実際にご覧いただければと思います。
北欧家具tanuki 北島